さつま芋は収穫後1か月ほど保存した方が甘くなる

2021年12月18日

こんにちは、たか爺です。

今日は、さつま芋は収穫後1か月ほど保存した方が甘くなる、という話をします。

女性や子供が大好きなさつま芋です。

私も好きですが歳のせいか、のどが詰まりやすいので必ず飲み物を飲みながら食べています。

5月末に、ホームセンターで売れ残った「さつま芋」の苗を、値下げして売っていました。

ほくほくして甘い!、と言われるベニアズマです。

私は「値下げ」という言葉に弱く、ポット苗4株セットを買ってしまった。

 

値下げして売っていたベニアズマ
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苗を適当に植えてみました

夏野菜を植えた後の、狭い畝に適当に植えてみました。
(実はこの時はさつま芋の植え方を知らなかった!!)

写真は植付け1週間後の様子です。

水の管理が面倒なので畝にマルチをかけて植えています。

植付け1週間後の様子

あとで気付いたのですが、ポットには親切に苗の植え方を書いた紙が付いてました。

植え方を読みもせず、他の野菜と同じようにポットから取り出してそのまま畑に定植しました。

1か月余り経つとかなり蔓が伸びてきました。

7月1日のベニアズマの様子(定植1.5か月後)

蔓がめちゃくちゃ伸びる

8月末になると、さつま芋の蔓はどんどん伸びて、通路を塞いで更に伸びていきました。

8月31日の様子、黄色の枠が植えた畝

さつま芋の収穫

更に2週間後、植えつけから約4か月経った9月18日にさつま芋を収穫しました。

ちょっと早いかと思いましたが、試しに端っこのイモを1つ掘ったらそこそこの大きさになっていたので全部掘り起こしました。

全部と言っても植えたのがたった4株なので、写真のように少ししかありませんでした。

苗の植え方を勉強して水平とか船底形になど、上手に植えていたらもっとたくさん収穫出来たかも?

掘り起こしたさつま芋
収穫したさつま芋

甘いはずのさつま芋が甘くない!

早速、収穫したさつま芋の一部を天ぷらや素揚げにして食べてみました。

さつま芋の素揚げ

食べてみてがっかり です。
甘いはずの「ベニアズマ」が全然甘くない!

すぐにネットで、「さつま芋」と「甘くない」で検索すると載っていました。

収穫直後のさつま芋が甘くない理由。
「さつまいものようにデンプン質の多い作物は収穫してから2~3週間置いてからの方が甘みが強くなる」
「これを追熟といい、デンプンが糖分に変わり、甘みが増す」そうです。

追熟すると甘くなった

とりあえず、2週間のあいだ常温で保存して食べてみました。
すると少し甘みが出てきました。

更に2週間追熟させてみました。(約1か月の追熟)
そして前回と同じように天ぷらにして食べると、かなり甘くなっていました。
決して気のせいではありません。
さつま芋として合格点を付けられるくらいの甘さになったと思います。

大学イモ

収穫後2週間以上経ってから食べること

掘りたてのさつまいもは甘くありませんが、2週間から1か月ほど貯蔵することで、さつまいもに含まれているでんぷんが酵素の働きによって糖に変わり、甘みが強くなっておいしくなります。

過去に、もらったさつま芋があまり甘くなかったことがよくありました。

多分収穫したてのさつま芋をもらい、それをすぐに食べたので甘くなかったのではないだろうか?

今度からは、もらったさつま芋は2週間以上保存してから食べたいと思います。


さつま芋を美味しく食べるためには収穫後1ヶ月以上追熟させてから食べましょうね。

最後までお読みいただき有難うございました。