何故か雌花が沢山咲いた小玉スイカ

2020年12月12日

今日は異常にたくさんの雌花が咲いたスイカの木の話を綴ります。

  (下の写真は、一節に2個が着果したスイカ)

4月末に、小玉スイカの苗を植えました。

下の写真のように畝全体に堆肥と化成品肥料を施肥したあと、40cmの穴を掘って堆肥と化成肥料(8:8:8)とヨウ燐少々を埋め、紅こだまと黄こだまの苗を1株ずつ、そして大玉スイカ1株を植えつけました。合計で3株。

紅こだまの苗。

黄こだまの苗。

一番手前が大玉、一番奥が黄こだま、真ん中あたりが紅こだま。
それぞれ親蔓を5~6節で摘心し、小蔓を3本ずつ伸ばしました。

それぞれの蔓の2番目の雌花に雄花の花粉を受粉させました。

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異常に咲く雌花

しかし、今年のスイカは異常です。

何が異常かというと、普通は6~8節ごとに雌花が咲くのですが、写真のように雌花が連続した節に咲いたり、

連続して雌花が咲いた

一つの節に二つの雌花が咲いたりして、異常です。

1つの節に2つの雌花が咲いた

普通なら6~8節ごとに雌花が咲きます。つまり1番花と2番花の間の6~8節は雌花が咲きません。

図で描くと下図のような感じで雌花が咲くはずでしたが、先の写真のように連続した節に雌花が咲いたり、1ヶ所に2つの雌花が咲いていました。

いくら沢山の雌花が咲いても、上の図のように1つの蔓に1個以上の実は採れないのでいずれも着果を確認したら1つだけを残してあとは摘果しました。

尚、こんなに異常に雌花が咲いたのは黄こだまと紅こだまで、大玉スイカにはこんなことはありませんでした。

着果後35日で収穫すると、一応まともなスイカが出来ていました。
今年こそは甘~いスイカを作りたかったのですが、特別甘い訳でもなく、普通の甘さでした。

異常に雌花が咲く小玉スイカの話でした。