マリーゴールドを挿し木で増やす方法
こんにちは、マリーゴールドのような明るくて元気な花が好きなじじい、”たか爺”です。
色鮮やかな花を咲かせるマリーゴールドは、5月頃から11月頃まで赤や黄色やオレンジ色など、元気いっぱいのイメージがありますよね。

見ていると気持ちが明るくなるので、我が家では毎年春にフレンチ系のマリーゴールドを植えています。
花を手軽に増やす方法を検討
マリーゴールドの花をもっと増やして庭いっぱいにしたいと思い、手っ取り早く増やす方法を検討しました。
種から植えると花が咲くまでにはかなりの時間がかかるが、挿し木なら比較的早く増やせるのではないかと考え、またマリーゴールドは比較的簡単に挿し木が出来ると聞いたので、実際に挿し木を試してみました。
実際に挿し木をする、2つの方法
7月2日、大きく育った株の剪定をし、花の咲いていない茎葉で「挿し穂」を作ります。
剪定して得られた茎葉(挿し穂)を使って挿し木します。

これを挿し木するわけですが、一般的には茎の先端を斜めにカットした後、挿し穂を土に直に挿して発根させますが、今回は次の2つの方法で試してみました。
①水中に挿し穂を浸けて発根させ、ある程度根が伸びたのを確認してからこれを土に植える方法
②挿し穂を最初から直接土に挿し木する方法(一般的な方法)
水中で発根させから土に植える方法
まず、水中で根を出させてから土に植える方法です。
この茎葉(挿し穂)を花瓶などの容器に水を入れて挿しておきます。
この時直射日光を避け、日陰に置いて葉からの水の蒸発を抑えます。

水を切らさなければ枯れることはないようです。
結構水を吸い上げるようなので毎日水を継ぎ足します。
10日ほどすると水中にたくさんの根が生えてきます。(水だけで肥料分は特に入れてません)

根の部分だけをアップにするとこんな感じです。
白い根がすごく伸びています。

これを肥料(マグアンプKなどリン分の多い肥料)を施したプランターや花壇などに定植します。

さらに根が伸びて肥料が効いてくると苗は大きく育ちます。


いきなり土に挿す方法(一般的な方法)
次は剪定で切り落とした茎葉(挿し穂)を、培養土に直接挿し木する方法です。
土に割りばしなどで穴を開け、これに挿し穂を挿し、土を押さえ、水を与えます。
直射日光の当たらない場所で、ひたすらに水を与えます。
やはり最初は根が無いので水をあまり吸い上げられず、葉っぱはぐったりとしていますが、(7月9日)
1週間ぐらい水を与え続けると元気になってきて、さらに2週間ぐらいするとたくさんの根が生えて伸びてきます。
これで立派な花苗になっています。

これを花壇やプランターに定植します。
直接 露地植えした場合
また、同時期(7月7日)に畑の端っこの土に直に挿し木したものはこんな感じでした。

最初のうちは水をしっかりとやっていても葉はぐったりとしていました。
直射日光が当って葉っぱからの水分の蒸発が多いせいか、一度は枯れたようになってしまいました。
それでも構わずに水を1日3回やりつづけると4~5日ほどで元気になりだして2週間ほどしたら花が咲きました。
挿し木に元々蕾が付いていたので早く花が咲いたようです。

まとめ
2つの方法でマリーゴールドの挿し木をしてみましたが、植物の生命力が強いせいかどちらでも2、3週間ほどで簡単に花を咲かせることが出来ました。
(挿し木する時期・気温にもよると思いますが、今回は7月の初め頃で上手くできました)
土に直接挿し木する方法の場合、最初は根が無いのであまり水を吸い上げることが出来ず、枯れたように見えましたが水を与え続けることで根が生えてきて元気に育ちました。
水に浸けておく方法は常に水があるので枯れることはなく安心で、確実に発根させることが出来ました。
どちらのほうがやり易いかというと、水中で発根させる方法の方が確実かと思います。
種から植えると時間がかかるので挿し木は手っ取り早い増やし方だと思います。
私はミニトマトとマリーゴールドの挿し木を実体験してうまくいきましたので、次はまた何か増やしたいものがあったら挿し木に挑戦したいと思います。
日々草の挿し木をしてうまく増やすことが出来たのでその方法を以下に投稿しました。【2022.6.8追記】
日々草を挿し木で増やす方法(ガーデニング)
たいていの花は挿し木が出来るのかも?
皆さんも一度試してみたら如何ですか?
最後までお読みいただき有難うございました。
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