【家庭菜園】園芸支柱の整理に支柱スタンドを自作

2023年12月1日


こんにちは、植物などを育てるのが好きな たか爺 です。

家庭菜園では高さのある野菜は倒れやすいので、野菜の茎を支える為に園芸支柱(イボ竹)を使います。
トマトやきゅうり、ナスなどいろんな野菜につかい、野菜ごとに長さの異なる支柱をたくさん使ったりします。

今日は家庭菜園で使う園芸支柱について、その保管・整理のために支柱スタンドを作ったという話を投稿しました。

私の場合は、小玉スイカやメロンなどの空中栽培もしたりするので、その場合は2.4mの長い支柱も使ったりします。

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園芸支柱の保管は?

支柱を使っている時は良いのですが、秋など野菜の収穫が終わって畑を片付けた時には園芸支柱がいっぱい集まります。
私が家庭菜園を始めるようになってから20年ほどになりますが、
今までは100本以上ある支柱を適当に寝かせていましたが、いざ使うときに長さ別に分けたりなど結構面倒なこともありました。

一方、園芸支柱を販売しているホームセンターなどでは写真のように立てかけたりしています。

そこで、自宅でも園芸支柱を長さ別に分けて保管するスタンド(棚)などを作って管理したいと考えました。

支柱スタンド(棚)の製作

どんな材料を使うのが良いか?

どんな材料を使って支柱スタンドを作ろうかと考えた時、加工がし易く、比較的安価に出来るイレクターパイプ(樹脂コーティングした28mmのスチールパイプ)を思いついた。
私は以前にイレクターを使ったことが何度かあり、強度が十分あって加工や組み立てがし易いのです。
以前使っていた残りが物置小屋にいくらかあったのを思い出したが、残り物のイレクターだけでは足りないので、少し買い足して作ることに。

イレクターパイプとは

イレクターパイプとは、スチールパイプの外側を樹脂でコーティングしたもので、パイプの太さは外径が28mm、32mm、42mmの3種類があります。
スチールパイプなので強度があり、樹脂コーティングしているので腐食にも強いので長持ちしそうです。

継手(ジョイント)はプラスチック製と金属製の2種類から選択できますが、今回はプラスチック製を使った。
パイプの切断はパイプカッターを使えば簡単に切れるし、パイプと継手の接続は専用の接着剤を流し込むだけなので手軽に組立てることが出来ます。
私はこれを使って17年前に自転車小屋を作っています。

以下にメーカーのURLを貼っておきますのでご参考に。
イレクターとは?|製品案内|矢崎化工株式会社 (yazaki.co.jp)

支柱スタンドの設置場所は?

園芸支柱は畑で使うものなので雨や直射日光が当たってもあまり問題無いのですが、出来れば雨のかからない場所で保管したかったので、17年ほど前に自作した自転車小屋の一角に支柱スタンドを置くことを考えました。

この自転車小屋の有効高さは1.9mほどしかないので長さ2m以上の支柱は自転車小屋に置いてある長椅子の下部に寝かせて保管し、1.8m以下の支柱は支柱スタンドを製作してこれに立てて保管することに。

支柱スタンドの設計図

1.8m以下の支柱を、1.8m、1.5m、1.2m~0.6mの3種類に分けて保管できるスタンドとして、パイプで写真のようになものを作り、これに立てて保管することにした。

物置に残っていたイレクターパイプと継手では全然足りないので、足りない分はネットで検索して注文した。
注文したイレクター部材の色ですが、どういう訳か黒色だと納期が早いが白色の場合はかなり日数がかかるとなっていたので仕方なく黒色を注文した。
物置に残っていたパイプは白色で、追加で買ったパイプは黒色だったのでちょっとおかしいかもですが。
あまり可笑しかったらスプレー塗装すればよいと思ったので。

支柱スタンドの組立て

完成図の寸法にあわせてそれぞれパイプを切り、接着剤を使わずに継手にパイプを差し込むだけで仮に組立てしました。
組立てて予定通りのスタンドが出来ることを確認出来たら、接続部分に接着剤を注入し、接着剤が乾燥するまで30分ほどおいた。
接着部分が乾燥するとガチガチに固まり、しっかりとしていました。
これで完成ですが、プラモデルを組み立てるよりも簡単でした。

完成した支柱スタンド

色を揃えるべきでしたが、白と黒のイレクターで出来上がった支柱スタンドはこんな感じになりました。

左側部分は高さ方向の真ん中辺に、出し入れしやすいように開閉式のパイプを取り付けています。

長さが2.4m、2.1mのものは、写真のように長椅子の下を利用し、地面から浮かし寝かして保管すること。

かかった費用ですが、イレクターを半分くらいは買い足し、それだけで3,000円ほどかかりました。

自転車小屋は多目的に利用中

当初は自転車小屋として作った小屋ですが、今は自転車は処分してもう無いので、天気のややこしい日には洗濯物を干したりしています。
また、チューリップの球根を吊るして保管したり、玉ねぎを干したりしています。

不要になったベッドを解体した廃材を長椅子に作り直してここに置き、弁当を食ったりお茶を飲んだりと、自転車小屋はこんな感じで今もいろんな用途に使っています。

自転車小屋の製作記事のURLを以下に貼っておきますのでご参考に。
腐食しにくいパイプを使って自転車小屋を簡単に製作 | たか爺の楽しいDIYや携帯スマホ、その他諸々など (takajii.net)

最後までお読みいただきありがとうございました。