マリーゴールドの水栽培、3ヶ月間の観察記録
こんにちは、ガーデニングの好きな”たか爺”です。
色鮮やかな花を咲かせるマリーゴールドは非常に生命力の強い植物です。
挿し木(挿し芽)をしても根が付きやすいし、大変育てやすい植物の1つです。
今日は、そのマリーゴールドを3ヶ月ほど水栽培したという話を綴ります。
庭や花壇の無い方でも、水栽培なら場所を選ばずに花を楽しむことが出来ると思うので、コップに入れた水だけで花をどれだけ長期間育てられるかを検証してみました。
もし長期間咲いてくれるなら、他の植物と合わせたりアレンジしていろんな楽しみ方も広がると思うので。
たいへん興味があったのでやってみました。
マリーゴールドは発根しやすい
私は3ヶ月ほど前に「マリーゴールドを挿し木で増やす方法」🔗の記事を投稿しましたが、その時は水中で挿し穂の茎から根を出させ、それを土に植える方法を行っていました。
それを行ったのは気温の高い8月頃だったからか、水に浸けておくと
次の写真のように、10日ほどで根が出てきました。
マリーゴールドの挿し穂を水中に浸けて10日ほどで茎から根が出て来た訳ですが、このまま水中で栄養を与え続けたら花が咲き続けてくれるか、ということを実際に9月初めから約3か月間観察してみました。
ただし、この実験は日当たりのいい場所で行っております。
水栽培の3か月間の観察開始
最初は、綺麗に咲いている花を生けるところから始め、毎日写真を撮っていきました。
少しずつではあるが、毎日水が減るのでその都度水を足して満タンにしました。
栄養分として、液肥(ハイポネックス)を1000倍に薄めて与えました。
ただし、1週間ほどすると水に藻が生えて水が汚くなってくるので、水が汚くなってきたらその都度水を替えました。
【2020.6.9追記】
最近知ったのですが、花工場「切花」ロングライフ液というものがあり、これには栄養成分以外に水の腐敗を防ぐ成分が入っているそうです。
ハイポネックス液肥の代わりにこれを使えば水の交換をしなくても良かったかもしれません。もっと良い結果が得られたかもしれません。興味のある方は一度試してみてください。
以下に約10日ごとに変化していくマリーゴールドの様子の写真を並べました。
9月4日に生け始めて、10日目ごろには最初の花は枯れてしまったので摘み取りました。
10日もすると水が緑っぽく汚れてきたので一度交換しました。
その後、21日目から30日後には新しい蕾がどんどん膨らんでいきました。
40日目にはその蕾が開いて大きな花になり、45日目には花が2つになりました。
更に50日から60日目には更に新しい蕾から花が増えてきました。
そのあとは古い花が枯れて、他の新しい蕾が膨らんできています。
観察記録は11月23日(90日後=3ケ月後)までで終わりとしました。
その後も次々に、新しい蕾が膨らんで花が咲いては枯れ、咲いては枯れを繰り返し、気温が下がってくればいづれ花も終わりになるでしょう。
最後にまとめ
今回の水栽培は屋外の軒下で行ったので日当たりは良いですが、11月末にもなると外気温はかなり低いので、室内でやるよりも終りが早いように思います。
花がいつ迄咲くかは気温次第のような気がします。
気温の高い南国や、温室やハウスなどならもっと長期間咲くでしょう。
今回の検証実験も室内の窓際などもう少し暖かい場所で水栽培すればある程度長く育てることが出来そうですね。
ただし、水に藻が生えてきたら早めに水を交換した方がよいと思います。
今回の実験中は1週間から10日に1回くらいの割で水交換をしたように思います。
替えずにそのまま放置すると水が汚くなるので根っこに付いた藻を流水で洗い流した方が良いと思います。
水の部分(瓶)に光が当たらないように工夫すれば藻が生えにくいらしいので、瓶の周りを光が通さないもの(アルミ箔など)で包むなどの工夫をすれば水の交換もあまりしなくてもいいかもしれません。
また時間が出来たら、今回の反省点などを踏まえて再度実験をしてみたいと考えています。
花壇など庭の無い方は一度水栽培して花を楽しんでみてはどうですか?
【2020.6.9追記】
最近知ったのですが、花工場「切花」ロングライフ液というものがあり、これには栄養成分以外に水の腐敗を防ぐ成分が入っているそうです。
ハイポネックス液肥の代わりにこれを使えば水の交換をしなくても良かったかもしれません。もっと良い結果が得られたかもしれません。興味のある方は一度試してみてください。
最後までお読みいただき有難うございました。
ディスカッション
コメント一覧
情報、ありがとうございました。
今日から水耕栽培を始めました
コメントを有難うございます。
情報というほどのものではありませんが、お役に立てたなら幸いです。
水耕栽培 頑張ってくださいね