今年も挿し木で甘いミニトマトの収穫量を倍増

2023年5月31日

こんにちは、家庭菜園好きのたか爺です。
私はミニトマトを挿し木して株を増やし、収穫量を増やす工夫をしたりしています。

昨年の9月に、「挿し木でミニトマトの収穫量を増やす方法の検討」の記事を書きましたが、今年は甘いミニトマトをたくさん収穫したいと思いサントリーの「純あま」という、いかにも甘そうな名前のミニトマトの苗を1本買ってきて挿し木で増やしてみることにしました。

赤く実った「純あま」(プランター)

まず、4月29日に近くのホームセンターで「純あま」というミニトマトの苗を買ってきました。

畝の準備として、定植の2週間以上前に苦土石灰で中和しておき、1週間くらい前に堆肥と化成肥料(8:8:8)、ヨウ燐(リン肥料)を少々入れてよく耕しました。

植えつけたらこんな感じです。

苗の防風・保温対策として、周りに支柱を4本立てて肥料の空き袋などで「行燈」を作って囲います。(定植後2週間くらいの間)

Amazonでもいろんなミニトマトの苗が売っています。

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苗を定植して2週間もするとこんなに元気に育ちました。

株を早く大きく育てるために、苗が小さいうちは脇芽が出てきたら小さいうちにせっせと取り除いて養分を株の成長に集中させます。

定植して1ヶ月くらいすると株もかなり大きくなってきたので、挿し木をするために一部の脇芽を大きくなるまで放置します。その他の不要な脇芽は取り除きます。

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脇芽から挿し木苗作り

脇芽が20cmくらいに育ったら、脇芽を折り曲げて取ります。

水を吸い上げ易いように、茎の先端を斜めにカットして、培養土(なければ畑の土でも可)を入れたビニールポットなどで挿し木します。(6月13日)

この時、茎の先端を傷めないように、指で土に穴を空けておいてその中に茎をそっと差し込んで周りを土で埋めます。



直射日光が当たらない場所に置いて、ひたすら水を与えます。

最初はまだ根が無いので茎の先端からしか水を吸い上げれないため、水を切らさないように朝、昼、夕と3回くらい水を与えます。絶対に直射日光を当ててはいけません。

 

挿し木苗を畑に定植

2週間程するとこんなに根が伸びてきたので定植します。(6月30日)


こんな感じで畑に植えました。


順調に成長しています。(定植後1ヶ月くらい、写真中央の木)


実が真っ赤になりましたが、ひび割れした実がたくさん出来ました。

原因は雨による水分のやりすぎでしょう。(9月2日)

甘みは今一でした。
育て方に問題があるのではないかと思います。
甘いはずのミニトマトですから。
肥料とか水やり、日照時間などなど。

プランター栽培の場合

一方でプランターにも、少し遅れて挿し木をしていました。
写真は植え付けた直後です。(7月20日)


花が咲いてきました。(8月1日)


真っ赤に実りました。(9月30日)

こちらもやはり屋外で雨ざらしにしていたせいか、2株のうち1株(右側)はほとんどの実がひび割れていました。
しかし、甘さは畑に挿し木したものより少し甘い。
何がどう違ってこうなったのかはよくわかりません。

実は、買ってきた元の苗から収穫した実もそれほど甘かったわけではありませんでした。
それも育て方によるものでしょう。

購入したミニトマトの木(一番手前の株)

ものの本によると、北陸のような雨の多い地方では、トマトには雨除けを付けた方が良いと書いたものもありますが水分だけの問題でしょうか?

挿し木は簡単に成功しましたが、肝心の甘ーいミニトマトの収穫は出来てません。
今年はもうシーズンが過ぎたので出来ませんが、来年までに甘いミニトマトを作る方法を調査してリベンジしたいと思います。

最後までお読みいただき有難うございました。