【家庭菜園】プランター栽培で太くて大きい大根を収穫しました
こんにちは、家庭菜園が趣味の、たか爺です。
野菜は植えてから収穫するまで比較的成長が早いので、その成長過程を見ているのは楽しいですよね。
たとえ失敗しても、生育期間が短いのでやり直しが出来る場合もあります。
今日は、太くて長い青首大根をプランターで育ててみたという話を投稿しました。
我が家の畑は非常に狭く（約9坪）、あまりたくさんの野菜を植えることが出来ません。
また、その畑は建物に囲まれていて日当たりが悪く、あまり野菜を育てやすい場所ではありませんが、仕方が無いのでそんな場所で工夫して毎年大根などたくさんの種類の野菜を栽培しています。
8月の終り頃に、秋大根をたくさん植えたかったのですが、その狭い畑にはナスやトマト、オクラなど、まだ収穫中の夏野菜が植わっており、秋大根を植えるスペースはあまりありません。
たまたま、大き目のプランター（長さ60ｃｍ×横25ｃｍ×深さ25ｃｍ, 約37リッター）が空いていたので、これを利用して青首大根を植えてみることにしました。
プランターでの大根栽培は初めてです。
プランターでの大根栽培
青首大根など太くて長い一般的な大根は、根長が30ｃｍ以上になるため、プランター栽培には適しませんが、土の深さが30cm以上のプランターなら栽培することも可能です。
土の深さが30ｃｍ以上は必要だと思いますが、今回使ったプランターは深さ25ｃｍしかありません。
次の写真のプランターは、昨年の夏にズッキーニを植えた時のものですが、今回これを利用することにしました。
太い青首大根の場合は株間が20ｃｍ以上は必要なのでこのプランター1個では4本しか植えることが出来ません。
種蒔きの準備として、畑の土をプランターに入れ、苦土石灰と堆肥、化成肥料を混ぜ込んで１週間ほどおきました。
本当はもっと水はけの良い培養土などを使えばもっと良く育つのでしょうが、有り合わせの土でやってみました。
実際のプランター栽培の様子
8月26日に、株間を20cmくらい取れるようにジグザグ状で4ヶ所に、1ヶ所に4~5粒ずつ種を撒き水をたっぷりと与えました。
9月8日(種をまいてから2週間目)には1回目の追肥を株間にし、土寄せもして写真のようになりました。
追肥2回目、3回目の時に間引きをしています。
２回目の追肥は9/17、３回目は9/29に、化成肥料（N:P:K＝8：8：8）を1か所に10粒程ずつ行い、種をまいてから4週間後には間引きも終わってそれぞれ1本に。
その後の追肥は４回目を10/10に、株周りに化成肥料を1か所に10粒程ずつ与えました。
雨の降らない日が続いて土が乾き気味になったら水をたっぷりとあげました。
青虫がいっぱい！！
この頃、大根の葉っぱを見るとたくさんの穴が開いていました。
よく見ると、青虫（蝶々の幼虫）が一生懸命に葉っぱをかじっていました。
たった4株の大根ですが、この日に見つけた青虫は17匹もいました。
翌日もその次の日も、しばらくは毎日青虫退治でした。
殺虫剤を使いたくないのでいつも捕殺です。
もし虫を触りたくないので殺虫剤を使うという場合には以下のものがよろしいかと。
白い根っこが太り出した
種蒔きから60日目になると、白い根が少し太ってきているのが分かります。
73日目にもなると白い根がかなり太くなってきました。
写真のように、白い根が土から上に15ｃｍくらい伸びて出ています。
立派なダイコンを収穫
85日目に1本を収穫しました。長さ35ｃｍと太くて立派なダイコンに育っていました。
畑に植えたダイコンとほとんど変わらないくらい太く長く育っていました。
深さが25ｃｍしかないプランターで３５cmの大根が獲れました。
大根はその根が地上に伸び出る性質があるので、深さよりも長い大根が出来た訳ですね。
昨年の畑に植えた大根も同様に、下の写真のようにやはり地上に15ｃｍくらいは出ていました。
今回は、深さ25ｃｍのプランターで青首大根という一般的な太くて長い大根を育てて、長さ35ｃｍの太い大根を４本収穫することが出来ました。
ミニ大根など、小さい大根ならもっと小さいプランターでもたくさん栽培することが出来るでしょうが、私は太くて大きい大根を栽培したかったので青首大根を植えてみました。
このくらいのプランターならマンション住まいで畑の無い方でも、日の当たるベランダなどの場所があれば栽培することが可能だと思います。
８月の終りごろに種をまけば６０日～９０日くらいで収穫出来ますよ。
よかったら皆さんもプランターで立派な大根を育ててみませんか？
大根の場合は袋栽培の方が良いかも
また、プランターはかなり大型のものが必要になるので袋を使った「袋栽培」が良いかもしれません。
大根の場合は深さが必要なのでプランターより袋栽培の方が手軽で、あまり場所を取りません。
大根の袋栽培をする場合は以下の記事をご参考に！
「 大根を袋栽培してみた。菜園いらずの野菜栽培 」
最後までお読みいただき有難うございました。