きゅうりがモザイク病で全滅、モザイク病の対処方法と予防策など

2026年7月14日

こんにちは
私は菜園で野菜を育てることが好きな ”たか爺” と申します。

これは健全なきゅうりの実

家庭菜園で野菜を栽培していれば野菜の病気は付き物ですが、中には厄介な病気もあります。
実は、今年も例年通り4月末にきゅうりの苗を買ってきて植えて順調に生育していましたが、6月頃に異変(病気)に気付きました。
この異変は「モザイク病」らしく、かかったら株ごと根っこから引き抜いて処分し、周りの野菜に移らないようにする必要があるそうです。
今日はきゅうりのモザイク病について、私が調べて分かった対策などを備忘録として投稿しました。

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いつも通りにきゅうり苗を植えたが・・・

いつも通り4月末に、JAできゅうりの接ぎ木苗を2株買ってきていつも通りに植えました。

いつも通りの育て方とは、
畑の準備として、苗を植える2週間くらい前に苦土石灰を撒いて耕し、1週間くらい前には牛糞堆肥と、元肥として化成肥料をまき、よく耕しました。

そこに接ぎ木苗を定植したあと、防寒対策として行燈で囲って、1週間くらいはしっかりと水をやりました。

苗を植え付けて2週間もするとこの位(次の写真)までに育ってきました

この後きゅうりネットを張ります。

苗の定植後1ヶ月ではこんな感じ(下の写真)に生育しました。
花が咲き、もうすぐ実が成り始めます。


苗を植え付けて2ヶ月(6月の終り頃)になると、きゅうりの実がかなり出来てきておりました。

突然、きゅうりの葉と実に異変が!

ところが、葉っぱをよく見ると黄色い斑点があり、少し縮れているような部分もありました。(下の写真)

黄色い斑点の葉っぱ

きゅうりの実にも黄色い斑点が付いてきました。(下の写真)

黄色い斑点のあるきゅうり

ネットで調べてみると、これはモザイク病にほぼ間違いないかと思われます。

モザイク病は、植物に感染するウイルス性の病気で、葉にモザイク状の斑点が出たり、奇形になったりする症状が現れます。
この病気にかかると治す方法は無く、周りの株に感染させて病気が拡がらないように早めに株ごと畑から外に取り出して処分するしか無いそうです。
きゅうりの病気で検索すると、
ダコニール倶楽部のサイトに以下の写真が載っていて、果実の症状などはそっくりです。

10数年間、私は毎年きゅうりを栽培していますが、今までにこんな病気にかかったことはなかったです。
原因は、アブラムシが媒介してウイルスを運んできたのではないでしょうか?
また、連作の影響かも?
ひょっとしたら隣に植えていたズッキーニの病気がうつったのではないかとも?

仕方なく、株を根っこから引っこ抜いて処分

したがって、残念でしたがすべての株を根っこから引っこ抜いて処分しました。
地中に根っこを残さない為に、出来るだけ深く掘りましたが、根っこの先っぽが切れて深いところに多少は残ったかもしれません。

使っていたきゅうりネットも一緒に処分しました。
ついでに、隣のズッキーニも。
そして土をよく耕して広げ、よく乾燥させ日光消毒しました。(後でわかったことですが、土の消毒は不要だそうです)

モザイク病罹患後の対策

モザイク病は一度罹ってしまうと治療法はなく、周りの株に感染させないように引き抜いて外で処分するしかない。
専門家(宮崎県総合農業試験場の黒木先生)によれば、一旦発病すると、ハサミ等に付着した汁液により容易に感染が拡大しするのでハサミ等の消毒による蔓延防止対策が必要である。
そして、面倒くさいのが土壌の中に残った植物残渣中のウイルス対策です。
土壌に残った植物の残さ中のウイルスは長期間感染性を保ったまま生存し続けるため、次作の感染源になるようです。

伝染の原因となるのは、土壌中のウイルスではなく、土壌中に残った感染した植物残さ内のウイルスである。
残さの分解が進むにつれウイルスの不活化が進むようですが、4カ月~6カ月と、不活化するのにかかる期間が非常に長い。
そこで、上記の先生方は牛糞堆肥を施用することで分解が促進され、比較的早く(2~3カ月くらいで)ウイルスを失活させることを見つけられたようです。
以下の論文で発表されています。

詳しくは宮崎県総合農業試験場発表の「キュウリ緑斑モザイク病防除対策としての残さ分解促進技術」をお読みください。

私のモザイク病対策(予防)

私のモザイク病に罹らないための予防策はというと、
まずウリ科の作物の連作を避け(もしくは土壌改良する)、
シルバーマルチ(銀マルチともいう)を使ってアブラムシなどを寄せ付けない対策をし、
ハサミを使う場合は使いまわしを避ける
などを心がけています。
我が家は家内が農薬にうるさいのでほとんど殺虫剤は使わないのですが、収穫直前でも使えるという殺虫剤を用意しており、万一アブラムシなどを見つけたら仕方無く、早期に使用しています。(私が使っている農薬は最後に広告を貼付しています)

出来れば病気に強い接木苗を使うなどすれば農薬をあまり使わないで済むかと思います。
参考までに、木酢液には殺菌作用があるのでモザイク病などカビや細菌による病気を予防することが出来るそうです。
いずれの病気も激発してからの治療は難しいので、頻繁に観察しながら、こまめに散布することで防ぐことが可能との記事もありました。

やっぱりきゅうりが欲しいので秋きゅうりを植えた

きゅうりはいろんな食べ方をしますが、我が家では特に浅漬けが大好物なのできゅうりが無いと寂しいと感じました。
ちょうど秋きゅうりの苗を植える時期(七月初め)であり、ホームセンターに行くと自根苗を売っていたので2株買ってきて、今までに植えたことのない場所に定植しました。

あまり陽当たりの良い場所でもないのでちょっと心配な面がありますが、しっかり育てて行きたいと思います。
今回は黒マルチを敷きましたが、出来れば次回からはアブラムシ対策(虫よけ効果)としてシルバーマルチを敷こうと思います。(最近では私はシルバーマルチを多用しています)


秋きゅうりは過去に2~3回ほど植えたことがありますが上手に育った記憶がないので、今回はしっかりと世話をしていきたいと思います。

最後に

皆様も、モザイク病には十分お気を付けください。
そして、万一感染した場合は、株の早期発見・除去、作業器具の消毒などを行います。
株を除去する場合、土壌中に根などの残渣も残さないようにしましょう。
尚、モザイク病の病原菌は土壌中に残ったりしないので土壌消毒等は必要ないそうですが、もし土壌中に植物残差が残っている可能性がある場合は、土壌に牛糞堆肥などを混ぜ込んで、少し時間(最低でも2~3カ月)をかけて分解・失活させましょう。

【2018.10.10追記】毎年4月末頃に植えるきゅうり苗は梅雨明け頃には終わってしまいますが、今年7月初めに植えたキュウリ苗はしっかりと育ち、8月中旬以降になると美味しいきゅうりが収穫出来ました。しかし、夏に獲れるきゅうりほどの収穫量は多く無く、少ない収穫量のまま10月に入ると終わってしまいました。

秋きゅうり(2018.9.2撮影)

最後までお読みいただき有難うございました。