家計の足しに今年も多種類の夏野菜を栽培、夏野菜の自給自足

2023年4月26日

こんにちは、家庭菜園好きのたか爺です。
私は年金生活に突入したので少しでも家計の助けになればと、今年も狭い畑に今年も多種類の夏野菜の苗を植えました。
私は菜食主義者というわけではないが健康のために出来るだけ野菜を食べるようにしております。

私が家庭菜園を始めて15年くらいになりますが、最近の日本の食糧需給率が37%と低いことを知り、年金生活に入ったことを機に「自給自足」という言葉を意識するようになりました。

我が家の菜園は狭い(約9坪)ですが、どうすれば効率よく多種類の野菜を収穫することができるのかということを考えながら出来るだけ多くの種類の野菜を栽培するようにしています。
冬場はハウス(温室)が無いので栽培できる野菜の種類が限られているが、せめて夏から秋だけでも野菜の自給自足が出来ればと思っています。

以下に、2020年夏の我が家の菜園の栽培計画などを紹介しますので興味のある方は読んでください。

 栽培計画

長かった冬が終わり3月末にもなると、我が家の小さな菜園は秋に植えた葉物野菜がわずかに残っている程度になっていた。
また次の夏秋の野菜の自給自足を目指して、野菜の背丈と日当たりの良し悪し、連作障害などを考慮して、多種類の野菜の栽培計画を立てました。

栽培計画図(配置図)にあるように、毎年同じようなありきたりの野菜が殆どですが、たった9坪の狭い畑に約20種類の夏野菜を植えることにしました。
きゅうりやナス、トマト、インゲン豆などは必須としているので
毎年ほとんど似たような配置になるが、連作を嫌う野菜は接木苗を購入し、それ以外の野菜は安価な自根苗にしています。(接ぎ木苗の価格は自根苗の2倍ほどするので)
尚、今年もスイカとメロンの栽培が一番楽しみで、一番いい場所を占領しています。

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土作り~施肥(元肥)

まず、植え付ける2週間くらい前に、畑全体に苦土石灰をまいて土を耕しました。
鍬で土を耕していると冬眠していたカエルが3匹も飛び出て来たのでびっくりしました。

その1週間後には、栽培計画図を確認しながら、野菜を植える位置に、その野菜にあった肥料(元肥)を施しました。
例えば、大根の畝には堆肥と化成(8:8:8)を、トマトやナス、キュウリ、オクラなどの畝には堆肥と油粕、化成肥料(8:8:8)、ヨウリンを、スイカやメロンには堆肥と油粕、魚粉、ヨウリンをまいて耕しました。
そして
高さ10~15cmくらいの畝をたて、地温を上げる目的と水やりをあまりしなくてもいいように黒マルチ、又はシルバーマルチなどを被せ、苗を植える準備が出来ます。

※マルチの地温上昇効果については実測して確認した以下の記事をお読みください。
農業用マルチシートの地温上昇効果を実地確認してみました🔗

野菜苗の調達など

次に野菜苗を調達しました。
1種類で何株も植える野菜は種を買ってきて自分で苗を作って定植しています。その方が安くできるので。
スナップエンドウは種を買ってきて、オクラやズッキーニは
昨年の残った種を撒いたのですが殆ど芽が出てくれず、結局苗を買いました。(原因不明)
ミニトマトは、昨年秋に挿し木した苗を越冬させ、その株から春先に再度挿し木して作った苗を植えました。(6本)

それ以外の野菜苗のほとんどは近くのJAで買ってきました。
モロヘイヤやツルムラサキ、白オクラ、絹さやなどについては苗をホームセンターで購入しました。

今年の菜園状況

夏野菜苗を植えた頃の狭い菜園の様子はこんな感じです。

絹さやとスナップエンドウは、春先に慌てて植えたものです。

スイカ(紅小玉)とプリンスメロンは、昨年と同様に1株ずつ1.5m×1.2mの四角い畝に一緒に植え、狭い場所で空中栽培します。
他の野菜は比較的簡単に育てられますが、スイカやメロンは手間がかかる分育てがいがあり、収穫の楽しみが大きいです。

スイカもメロンも、昨年は甘くておいしいものが収穫出来たのでまた期待して今年も植えました。(別記事でスイカメロンを甘くする方法を紹介しています)


カボチャ(栗姫カボチャ)1株


きゅうり(夏すずみ)3株


ナス(千両)3株


トマト(桃太郎)4株


ピーマン1株


ミニトマト(6株)は、昨年秋に挿し木して作った苗を、冬の間家の中で越冬させ、春先に再度挿し木して作った苗を6本つくりました。


お多福生姜は15cmほど地中に種生姜を埋めましたが、2ヶ月ほどすると芽が出てこんな感じになりました。


インゲン豆は昨年夏に収穫した豆を春先に植えて苗を作り、これを定植した。(4ポット)


オクラ(白オクラ)写真のような3~4本植わったポットを2つ買ってきて、これらの根を傷めないように注意しながら分割して7株にし、これを定植しました。

大葉は去年のこぼれ種がそこら辺に出てきたものを6株ほど、モロヘイヤ、ツルムラサキは1株ずつ。


夏ダイコンは昨年買った種の残りをまいて芽が出ており、22株育つ予定です。

植えたものは以上です。

そして、まだ端っこには玉ねぎが植わっています。(6月頃に収穫予定です)


この記事を書いている7月初めの状況はというと、絹さやとスナップエンドウはエカキムシにやられて殆ど収穫出来ずに終わり、スイカとメロンの株は病気で葉っぱがあまり無く、大変な状態になっております。

また、大根ときゅうりは豊作で、トマトとナスも徐々に収穫出来はじめています。

あと、夏場に食べたい野菜で足りないのが、キャベツと人参、モヤシくらいです。
これらも植えることが出来れば夏場野菜の自給自足が出来るのですが、菜園が狭いので仕方無く足りない野菜は買うことにしています。

自分で作った苗が残ったら「もったいないから」と全部植えてしまったので場所が埋まってしまった。
1種類で何株も植えているトマトやオクラ、大根などの本数を減らして場所を空け、そこに植えられなかった野菜を植えたら自給自足になったかもですが。

来年はもう少し考え、何とかして「自給自足」に持って行きたいと思っています。

最後まで読んで戴き有難うございました。