春ダイコンを初めてまともに収穫出来ました
こんにちは、たか爺です。
初めて「春ダイコン」をまともに作ったのでその作り方を備忘録として綴ります。
2年程前に初めて春ダイコンの種を撒いたことがあるんですが細いダイコンしかできなかったので今回リベンジしました。
昨年の8月に植えた夏ダイコンが豊作だったので、春ダイコンも同じようなやり方でやってみた結果、立派な春ダイコンが出来ました。
夏ダイコン豊作の話を綴った時にも言いましたが、大根づくりのポイントは、土作り(深くよく耕すこと)と、追肥の時期だと私は思っています。
土作り
まずは土作りからということで、種を撒く2週間くらい前に苦土石灰を撒いて30cmくらいの深さまで土を起こします。
そして種蒔きの1週間くらい前(4月14日)に、60cm×2mくらいの場所に、牛糞堆肥4リットルくらいと化成肥料(8:8:8)150gと熔燐約30gを撒き、深さ30cmくらいまでしっかり耕した。(この面積で22本の大根を植えます)
種蒔き
今日は4月21日。
幅40cm高さ15cmくらいの畝をたて、まだ気温が低いので地温を上げるためにマルチを掛けます。
昨年ペットボトルで自作した穴あけ器を使って、20cm間隔でマルチに植え穴を開けます。
それぞれの植え穴に、ダイコンの種を4~5粒づつ撒いて、その上に1cmくらいの覆土をして軽く転圧します。
今回の大根はよく太る春ダイコンの「春ゆたか」を選びました。
種を撒き終わったら植穴に水をたっぷりかけた後、害虫を防ぐために寒冷紗(ネット)を掛けました。
数日くらいで芽が出て来ました。
そして下の写真は5月6日、本葉が4枚まで成長しています。
間引きと1回目の追肥
次の写真は5月16日、かなり大きくなってネットの中が一杯になってきたので間引きと追肥(1回目)をしました。
普通は2~3回に分けて段階的に間引きして本数を減らし、最終的には1つの植穴に1本に仕立てるのが本当らしいのですが、私は面倒くさいのでいつもある程度大きくなってから1回の間引きで1本に仕立てています。
追肥は、2条植えしているので条間に移植ごてでマルチに穴を開けて、8:8:8の化成肥料を与えました。
また、マルチの裾をめくってここにも化成肥料を撒きました。
間引きしたダイコンの赤ちゃんは味噌汁にしていただきました。
次の写真は5月26日で、ネットの中がかなり窮屈になってきたのでネットを外しました。
細いダイコンが生育中です。(指の先)
2回目の追肥
そして6月2日、2回目の追肥を行いました。
1回目と同じ場所に同じ量くらいの化成肥料を与えました。
初収穫
6月14日、1本目を収穫しました。
春ダイコンとしては初めて立派なものを収穫しました。
6月23日、ドンドン太くなってきています。
そして6月27日、立派なダイコンに成長しました。
美味しくいただきました
この時期になるとかなり暑く、煮物はあまり食べないのでおろして「おろしそば」「シラスおろし」などにして食べました。
ダイコンは畑に長く放置しておくと「ス」が入ったり「トウ」が立つので、少しですが家内の友達などにあげたりして早めに食べました。
土作りと追肥のタイミングがポイント
今回の春ダイコンは2回目くらいですが、夏ダイコンについては10年以上も毎年植えながら2回に1回くらいは失敗していました。
細い大根しか出来なかったときは何が悪いのかかなり悩みました。
毎年いろいろ検討してわかったことは、土作りと追肥のタイミングがカギのようです。
①土作りは堆肥を入れて土をフカフカにすることと30cmくらいは深くしっかりと耕すこと
②追肥は種蒔き後2~3週間後に間引きと同時に1回目を行い、更に約2週間後に2回目を行う。(間引きや追肥の時期は天候・気温などでずれることもあるかも)
以上が私の大根の育て方です。
今回、私はかなり手抜きをして適当に大根を育てましたが、最初の土作りと追肥のタイミングさえうまくやればそんなに難しくないようですね。
都会などベランダしかない家庭でも深いプランターがあれば大根を植えることが可能だそうです。自分で育てた大根の味は格別ですよ。一度試しに育ててみたら如何でしょうか?
最後までお読みいただき有難うございました。
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